2017年8月

「もしも」のことを見据えて

京都〈ゆうゆうの里〉河田 榮一郎さん(76歳)・美津子さん(75歳)yuyu100_86.JPG

(ご主人)初めはそれほど真剣には考えていませんでした。近所に「大阪ゆうゆうの里」があって、冷やかし程度に見に行ったのが最初。(笑)
 そう笑いながら冗談交じりにお話しくださるご主人様ですが、検討を始めたのは、奥様を思ってのことでした。
 (ご主人)そもそも見学に行く動機となったのは、健康そのものだった妻の入院がありました。私は透析に通っています。今後もし、妻になにかあって、「自分は透析に行かなくてはならない、だけど当然妻を一人にはできない」、という状況になったら、と現実的に考え始めました。検討していく中で、昔子どもを連れてよく来ていた宇治にも...
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『負けたくないと頑張った人生。「日々是好日」の今』

大阪〈ゆうゆうの里〉橋内 さき子さん(87歳)os_voice35.jpg

子供の頃は事情があり養祖父母に育てられ、その後同居になった養母に気を遣う生活でした。そんな経験から幼い時から親に頼れないとわかっていたんです。でもなぜか、何とかなる、何とかできる自信はありました。
人に頼ってはいけないと思っていたので早く働きたい、自分で稼ぎたいといつも思っていました。18歳で電電公社に就職しました。交換手としての基本の研修を終え配属になり、しばらくは普通の交換業務をしていたら、課長から「英語を学びたい者はいるか?」と...

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『妻との思い出を胸に自分らしい終の棲家へ』

湯河原〈ゆうゆうの里〉市川 義一さん(79歳)yg_voice15.JPG

独身時代は山岳が好きで高い山へ登っていたけれど、結婚後は妻に山登りを教えて、二人で低い山登りを楽しみました。もともとが東北育ちの為、山野草や自然が大好きで、四季折々に新しい発見や感動があります。それに、厳しい山に自分の足で歩いて頂上に立った達成感がなによりです。また、山道や休憩所での人との出会いも楽しくて、日本百名山を殆んど制覇しました。暇さえあれば富士山によく登りに行ったものです。特に...

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『夢を追いかけて、それを実現する!』

佐倉〈ゆうゆうの里〉松本 アイ子さん(74歳)sk_voice1706.jpg

現役を引退して早くも10年が過ぎようとしています。定年退職前に"今後の人生で必ずやりたいこと"を3つ心に決めていました。①書道塾を開くこと、②自立型ホームに入居して安心を得る事、③「文庫」を開き、子供たちと大好きな絵本に触れ合うこと。入居して6年、①~③全て実現することができ、現在も進行中。夢が叶ったと幸せを噛み締めています。②については、両親の介護経験から、自分は身内に頼らず、早いうちに自立型ホームに入居して楽しく暮らすと決めていました。いくつも...

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