⽬指すは "⽣涯現役薬剤師"

神戸〈ゆうゆうの里〉 田中 潤子様さんkb_voice43.jpg

薬学部を出て県庁で5年間働きました。結婚、子育てで仕事をやめて家庭に入りましたが、子供が中学校に上がる頃再び働こうと思いました。神戸には大正6年に日本のGNPの1割を売り上げた世界的な総合商社「鈴木商店」がありました。その主力になっていた薄荷事業と屋号を引き継いだ「鈴木薄荷」で、管理薬剤師として蒸留時の純度を分析する仕事に携わりました。純度が日によって変わる仕事はおもしろくやりがいもあり、一生懸命働きました。働くにつれこの会社の一員であることが喜ばしくなり、自社製品を見る度自分もこの中に関わっているのだととても誇らしい気持ちになり、今でもその気持ちは変わりません。約40年勤め70歳近くなったとき一旦退職しました。しかし...

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